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ビクター:LT-42WX70液晶ディスプレイセミナー

2009年6月27日にLT-42WX70液晶ディスプレイに関するモノフェローズ専用セミナーを日本ビクター株式会社にて開催いたしました。当日は休日にも関わらず多数のモノフェローズの方々に参加頂きました。大変に感謝しております。

動画はもとより静止画も綺麗に見ることが出来る大型液晶ディスプレイであるLT-42WX70は、「テレビの父」である高柳健次郎氏の流れを汲むビクターが、自社パネル、自社映像エンジンGENESSA Premium、そして生産工程の工夫を凝らして生み出した渾身の一作です。

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(プレゼンを担当された開発陣の方々)

「静止画の難しさ」

「動画が綺麗に見えれば静止画は当然綺麗に見える」と思われる方も多いと思いますが、実は違います。動画は多くのケースで、TV局、映画製作会社など他者が撮影したソースを見ています。また、動画の場合は絵作りとして、動画が綺麗に見えるように元のソースに色々と加工を加えています。これは、見ている方が元のソースを知らないので許されます。

しかし、静止画のケースは自分が撮影した写真を見るケースが多くなります。元となる風景などを見る方がご存知ですから、静止画の場合は、忠実であることが美しさにつながります。そのため、動画と同じ処理をすると、「あれ?私が見た風景と違う」という反応になってしまいます。

つまり、動画を綺麗にするだけでは、静止画は綺麗にならないのです。そこで、ビクターは徹底して忠実性にこだわって、LT-42WX70を作りました。

seminar

(沢山の方にご参加いただきました!)

「忠実性への挑戦」

まずはパネルと画像処理エンジンです。ご存知の方も多いと思いますが、最近は有名なメーカーの商品でも実はパネルは他社だったり、画像処理エンジンは他社だったりします。しかし、LT-42WX70は、パネルから画像処理エンジンまで全てビクターが自社で開発をして最高の動画、静止画を見ることが出来るようにチューニングされています。

忠実性へのビクターの挑戦は更に続きます。実は、液晶パネルには個体差があります。同じパネル、画像処理エンジンで作ったとしても、綺麗に見えるものと、今ひとつのものがどうしても出来てしまうのです。そのため、通常はある一定の範囲を決めて、その範囲内の誤差は許容しています。しかし、この誤差が「忠実性」にとっては大敵なのです。

そこで、ビクターはLT-42WX70の製造を自社で行うことで、全台数のガンマ調整を行って、個体差によるばらつきを抑えることにしました。これは、プロ向けのモニターのみで行われているようなことで、一般ユーザー向けの商品でここまで手間をかけることはまずありません。

まさに、「テレビの父」の遺伝子がここに表れていると私は感じました。

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(背面から見ても美しい理由)

LT-42WX70は何を目指したのか、どのようにして生み出されたのかに興味をお持ちいただけました方は、セミナーに参加されたモノフェローズの方がセミナーのレビューをこちらのTBセンターに順次トラックバックしていただくことになっておりますので、是非こちらのページをチェックしてください!

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NTT西日本:フレッツ・テレビセミナー

2009年6月14日に西日本電信電話株式会社主催にて、同社のフレッツ・テレビに関するモノフェローズ専用セミナーを開催いたしました。当日は休日にも関わらず多数のモノフェローズの方々に参加頂きました。大変に感謝しております。

NTTW_清水部長2

(プレゼンを担当された清水部長)

フレッツ・テレビは西日本(大阪、兵庫、名古屋、徳島)だけでなく、東日本でも提供されているサービスですから、全国的に相当知名度は高くなっていると思います。しかし、その実態を良く理解されている方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか?

まず初めに、サービス名称にテレビと入っていますので、「なぜ、NTTが放送サービスを提供しているの?」という疑問が出ると思います。これは誤解です。NTTさんは放送サービスをしていません。あくまでも放送はTV局やスカパーJSATさんが提供されています。そして、その「他社さんの放送サービスを家庭まで届ける手段として光ファイバー通信網を利用しましょう」というのが、今回のフレッツ・テレビなのです。

もう少し分かりやすく言いますと、

このサービスを利用すると、「光ファイバー一本で、アンテナではなかなか実現できなかった高品質な画質のテレビ放送が、今までのアンテナによる放送と同じように簡単に見えるようになる!」

というものです。アンテナを光に変えるだけと言うと、何だか簡単そうですよね?いえいえ!実はこれ簡単なように見えて、世界的に見てもの凄いことなんです。今回のセミナーではそれがどういうことなのかという面を中心にご紹介いただきました。

NTTW_セミナー概要

(フレッツ・テレビの裏側とは・・・?)

NTT-驚きの高品質な設備・運用体制

何か事故が起こればテレビで確認しますよね?そういった視点から考えれば、テレビはいまや生活に欠かせないライフラインです。こうしたテレビが突然見られなくなったら困ります。フレッツ・テレビはこの視点を忘れずに、極めて高い品質の保守運用体制を備えています

フレッツ・テレビは光回線を利用した有線通信ですから、通信ケーブルのメンテナンスが欠かせません。そのため、NTTさんは日本国内にあの日本一の長距離トンネルである青函トンネル18本分!に相当する約1000キロの地下トンネル(電力線などとの共同溝含む)を持っています。更に、管理している通信ケーブルの総距離 は全国で約67万キロメートル(地球約16周半)と途方もない距離になっています。

NTTW_HE1

(NTTの基地局ビル)

ここまでなら「凄いな。長いな」ですむ(?)と思うのですが、驚きなのがここからです。まず、こうしたケーブルを敷設、管理するために、同社は専用の船、橋、ビルを造り上げています。(写真は何とNTT通信専用橋という巨大な橋です!)更に、この通信ケーブル全てに圧縮空気を常時流していて、ケーブルが破損すると内部の空気圧の変化から、「破損したこと」「破損した箇所」が分かるようになっているのです!これを・・・・地球約16週半の距離で・・・。もう驚くしかありません。

当日参加されたモノフェローズの方々も、「流石だ」「まさかここまでやっているとは」と一様に驚かれていました。流石、現代のライフライン、通信網という巨大インフラを預かる企業。自身に課すハードルは驚くほど高いものがあります。

NTT-世界に誇る技術力

NTTさんが世界の通信技術をリードしていることは有名ですが、そのレベルはとても高いものがあります。大容量通信が可能な光ファイバーと言っても、アンテナで送っているハイビジョンのデータをそのまま送るとなると、大量のファイバー線を張り巡らさないといけなくなってしまい多額の費用がかかってしまいます。これが光ファイバーよりも通信容量がそもそも少ない同軸ケーブルであればなお更です。

NTTW_通信ケーブル

(細い法の光ファイバーの方が太い銅線ケーブルの30倍の通信量を送れるというのですから驚きです)

そのためケーブルテレビさんなどでは、テレビ放送の信号を変調して送っている場合もあります。この場合には、全てのテレビにセットトップボックス(STB)という小さな箱をつけないとテレビが見れなくなってしまいます。そのため、せっかく購入したレコーダーの機能を使えないなんてケースまで出てしまいます。つまり、アンテナで出来ていたことが出来なくなることもあるのです。

これでは

「今までのアンテナによる放送と同じように簡単に見える」

とはいえません。

そこで、NTTさんはWDMという、同じ光ファイバーを使いながら送信できる通信量を大幅に増加させることが出来る技術を採用するなど、その最先端技術を惜しみなく家庭用通信網にも使用しています。その結果、実現されたのが、今回のフレッツ・テレビなのです。

ここまで来れば気付かれた人は気付かれたと思います。そうです。一般家庭がこのサービスを受けることが出来るのは、世界中を探しても、極めて限定されたエリアだけなのです。そして、その世界最先端のサービスをリードしているのはNTTさんなのです!如何でしょか?皆さんはこの事実をご存知でしたか?私は恥ずかしながら知りませんでした・・・。

実は、セミナーでは「何故フレッツ・テレビの画質は通常のアンテナで受ける画質よりもきれいなのか」などここでは書ききれない話がまだまだありました。その詳細につきましては、セミナーに参加されたモノフェローズの方がセミナーのレビューをこちらのTBセンターに順次トラックバックしていただくことになっております。「そんなにフレッツ・テレビって凄いのか?」と思われる方や、「丁度フレッツ・テレビの導入を検討していた」という方も、是非こちらのページをチェックしてください!

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ニコン:D5000セミナー

2009年4月26日に株式会社ニコンイメージングジャパン主催にて、同社のデジタル一眼では初の可動式「バリアングル液晶」を搭載した、ニコンデジタル一眼レフカメラD5000に関するモノフェローズ専用セミナーを開催いたしました。当日は休日にも関わらず多数のモノフェローズの方々に参加頂きました。大変に感謝しております。

今回のセミナーはD5000プロジェクトマネージャーの田澤さんに加えて、D5000プロダクトサブマネージャー(メカニック担当)の渡部さん、同じくD5000プロダクトサブマネージャー(電気回路設計担当)の大貫さんという3名の開発者の方に登場頂きました。

(登場頂いたD5000開発陣。左から渡部さん、田澤さん、大貫さん)

3名という人数も凄いですが、それぞれのご担当が、商品全体の開発思想を生み出したプロジェクトマネージャー、D5000の最大の特徴である可動式「バリアングル液晶」を生み出したメカニック担当、簡単操作を実現したシーンモードを生み出した電気回路担当という、D5000の魅力を語っていただくにはこれ以上はない最適なバランスとなっています。このメンバー構成を聞いただけでも、デジ物、デジタル一眼レフが好きな方には堪らないのではないでしょうか?

ニコンという会社

ニコンの技術、魂の結晶の一つである最新モデルD5000を語る上では、ニコンという会社の考え方を避けては通れません。この点については、開発陣を代表して田澤さんからご紹介をいただきました。

ご存知の方も多いかと思いますがニコンはデジタルカメラだけのメーカーではありません。写真に加えて、半導体製造装置、半導体検査装置の製造も行っています。そして、これら全ての商品に共通して言えるのは、「絶対に失敗が許されない商品」であるということです。

写真は撮りたい一瞬を逃したら、もうその瞬間を取り返すことは出来ません。半導体製造装置も、検査装置も少しのミスが億単位の損失に繋がる商品であるがゆえ、厳しい品質基準を求められます。ニコンは常にこうした極めて高い品質を求められる分野で成長してきたのです。そして、この厳しい中でニコンが成長できた理由は、同社の企業理念、「信頼と創造」にあります。

そうです。ニコンはこの「信頼」と「創造」に徹底的にこだわり、お客様の「期待を超えて、期待に応える」ことをどこまでも追求する企業なのです。

(50年間不変のFマウントはお客様の信頼を重視する姿勢の証明)

ニコンのカメラ

「信頼と創造」を企業理念とするニコンのカメラ作りはある意味で特殊です。「プロカメラマンが極限状態で撮影をしても問題が起きないか?」「撮りたい一瞬を逃さずに撮れるのか?」ということに、こだわりぬいてます。

この要となっているのが「鬼」と言われる品質管理部門です。田澤さんが若手のころに開発したデジタルカメラを品質管理部門に検査してもらいに持っていったところ、受け取った検査部門の方は、その商品を「意図的に机の上に落とし」ました。そして、「これで撮れなくなっているならお客様には出せない。開発のやり直しだ」と言われたそうです。驚くべき徹底ぶりです。そして、当然、D5000もこの厳しい検査にもまれて来ています。

こうした厳しい企業姿勢が全デジタルカメラメーカーが対象となった日経ビジネス「アフターサービス満足度ランキング」で、4年連続第1位、調査開始から9年間で通算6度の受賞となって現れているのでしょう。

D5000誕生の裏に

D5000は「もっともっと」を求められて生まれてきた商品です。その結果、性能の出し惜しみをまったくと言っていいほどしていません。例えば、画像センサー。通常エントリーモデル向けの性能のセンサーを搭載しますが、D5000は上位機種のD90のセンサーをそのまま利用するという驚きの決断をしています。

更に、ニコンらしさの追求のために下開きのバリアングル液晶モニターを搭載しました。メカの可動部分を増やすことは、不具合や将来の故障の可能性を増やすことになります。そのため、メーカーの開発者としては避けたいと思っても不思議ではありません。特にニコンの場合は「鬼の品質管理」が控えていますから、余計に開発者にとっては厳しい条件を抱えることになります。

(モデルのお二人。田崎愛美さんと山下実紗さん)

それでも、D5000の開発メンバーは、ニコンらしさ、「信頼」を守りつつ「創造」を実現するためにこの難しい課題に挑戦することを決めたのです・・・。どうやって、D5000開発メンバーはこの課題をクリアしたのか?何故バリアングル液晶は下開きになったのか?エントリー層でも使いやすいようにどのような工夫をしたのか・・・?

セミナーの真髄は、セミナーに参加されたモノフェローズの方がセミナーのレビューをこちらのTBセンターに順次トラックバックしていただくことになっておりますので、「撮る自由と楽しさが広がる、ニコンデジタル一眼レフカメラD5000」の世界について興味がある方は、是非こちらのページをチェックしてください!

(当日の撮影会場。最高のロケーションでした)

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