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日立:Wooo UTシリーズセミナー

2009年4月25日に株式会社日立製作所新大手町ビルにて、モノフェローズの方々向けのできる録画テレビ、Wooo」セミナーを開催いたしました。当日はお休みにも関わらず多数のモノフェローズの方々に参加頂きました。大変に感謝しております。

この春のWoooは全ラインナップがHDD内蔵とネットワーク対応となり正に「ネット時代のテレビ」に相応しいものになっています。また、最高の画質を簡単に手に入れることが出来る、「インテリジェント・オート高画質」が搭載されています。

このインテリジェント・オート高画質、何だろう?という感じだと思いますが、これは実際に見てみると納得の機能です。

結局、テレビにしても何にしてもモニターは、人間の目にキレイに写らなければ意味がありません。ところが、今売られているテレビはテレビのモニター上にキレイな画(色)を出すところで止まっています。しかし、モニターから目の間にはテレビよりもはるかに大きな空間が広がっていますよね?そう、部屋です。今のテレビってこの巨大な空間の影響を照度以外は加味していません。蛍光灯の環境。白熱灯の環境。色味に大変に大きな影響を与えているにも関わらず・・・。

(インテリジェント・オート高画質はコロンブスの卵的な機能)

インテリジェント・オート高画質はまさにこの問題を解決する機能です。同機能は部屋の照度だけでなく、色味を感知して、画面上の色味を変えます。結果、人間の目には本来のキレイな色が届くようになります。聞いてみると当たり前なのですが、今までこれってなかった機能です。事前に商品概要を伺ったときに、「コロンブスの卵だ・・・」と思わずつぶやいてしまいました。さて、商品のご紹介はここまでにして、当日のセミナーの様子をご紹介します。

当日のセミナーは、テレビが作りたくて日立に入社して、以降17年間、テレビ設計、商品開発とテレビ一筋のスペシャリストである商品企画本部鈴木さんに、「できる録画テレビ、Wooo」を何故日立は生み出せたのかについて開発時のエピソードも交えて紹介頂きました。

(テレビ一筋!商品企画本部商品戦略企画部 鈴木さん)

日立とは?

日立と言うと「Inspire the Next」が有名だと思いますが、企業理念は別にあります。それは、「和」「誠」「開拓者精神」の3つです。この理念をカードにして常時携帯するようなことはないようですが、この3つの理念は、社員全員に共有されており、実際にエンジニアが商品を開発する上でも無意識のうちに自らの行動と照らし合わせているそうです。そして、当然ですが、この3つのどれが欠けても、Woooは生まれることがなかったのです。

日立のテレビ作り

日立はその企業理念にある「開拓者精神」を生かし、最先端のテレビを世に問うことも多々ありましたし、現在もあります。しかし、「最先端」であること以上にこだわっている点があります。それは、「高画質」「高品質デザイン」「操作性」の3つの点から「お客様に信頼ある商品を提案する」ことなのです。

実際にそうした例は枚挙に暇がありません。例えば、フラットテレビが流行した当時には、「売りやすい画面のフラット化」よりも「アナログ放送を美しく再生し、目の疲れを防止できるプログレッシブスキャン」の搭載を優先しました。DVDレコーダーが爆発的に売れ始めたときには、テレビとDVDレコーダーを別売りにし似て売上を増やすことよりも、ユーザーが簡単・便利に使えることを優先してHDD内蔵テレビを発売しました。

WoooUTシリーズが目指したもの

「壁掛けテレビは何故生まれない?」スタートはとても素朴なものでした。壁掛けテレビはかなり昔から夢のテレビと言われてきました。そして、ブラウン管からプラズマや液晶へとテレビが変化して、直ぐにでも壁掛けテレビが生まれるような錯覚を誰もがもっていたのではないでしょうか?しかし、実際にテレビを壁にかけている方は少数です。日立のエンジニアはこのギャップに「お客様の不満」があると考えたそうです。

「液晶なのだからテレビは簡単に壁掛けに出来るだろう?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、現実はそんなに簡単なものではありません。

壁に掛ける以上は相当な薄さ・軽さを実現しないといけません。一方で、薄く・軽くなれば強度の低下は免れません。テレビは8-10年間使われるものですし、使う方の中には当然お子様も含まれます。そんな商品に求められる強度はかなりものです。

また、テレビを録画しない人は殆どいませんから、テレビとレコーダーをつなぐ配線の問題も見逃せません。物理的に壁に掛けられるテレビであっても、何本も配線が出ていては見栄えが悪く、お客様は壁に掛けたいとは思えないでしょう。

薄さ・軽さと強度。接続性と配線。正にトレードオフの関係で、どちらかを優先すればどちらかが低下します。しかし、テレビと言うものを考えれば、これらはどちらも譲れないものです。これは高い技術力を誇る日立であっても簡単に解決できる問題ではありませんでした。

では、どうやってこの複雑な問題を日立は解決したのか?という点や、その問題を解決したテレビ、Woooの薄さ、美しさ、そして画質はどの程度のものなのか・・・?という点については、こちらのセミナーにご参加いただいたモノフェローズの皆様のレビュー(この記事の下にトラックバックされます)に譲りたいと思います。全ラインナップがオンライン対応となったネット時代に相応しい日立のWooo シリーズの世界について興 味がある方は、是非こちらのページをチェックしてください!

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カシオ:PROTREK(プロトレック)MANASLUセミナー

2009年4月18日にカシオ計算機株式会社本社にて、モノフェローズの方々向けのPROTREK(プロトレック)MANASLU PRX-2000Tセミナーを開催いたしました。当日はお休みにも関わらず多数のモノフェローズの方々に参加頂きました。大変に感謝しております。

今回のセミナーでは入社以来PROTREK一筋の開発者である牛山さんに登場頂き、「カシオの物造り」、「何故カシオが時計を?」「PROTREKとは何か?」について熱い想いを語っていただきました。その話は「プロジェクトXの音楽が途中脳内で聞こえてきたくらい感動した」「セミナーも充実していて、PROTREKファン全てに知って欲しい開発ストーリー満載で大満足」と参加者の皆様から終了後にコメントを頂けるほどのものでした。

(カシオの熱い開発者魂を持った牛山さん)

詳細なレビューは下記リンク先にある参加いただいたモノフェローズの皆様のblogレビューを見ていただければと思いますので、ここではそのあら筋だけをご紹介したいと思います。

「カシオの物造り」

FH20のセミナー以来、繰り返し紹介いただいていていますとおり、カシオの物造りの基本は、同社の経営理念である「創造 貢献」に集約されます。同社の2008年版コーポレートレポートの記載を引用してご紹介しますと、「創造」とは「普遍性のある必要を創造すること」であり、「誰にとっても必要でありながら、まだ世の中になかったものを新たに生み出す」ということです。そして、「貢献」とは、「創造したものが、やがて無くてはならないものとして世の中に普及していくこと」なのです。当然ですが、この思想はPROTREKの開発現場においても体現されています。

(カシオが誇る経営理念「創造 貢献」)

「何故カシオが時計を?」

カシオの時計作りには30年以上の歴史があります。しかし、カシオと同じトップクラスの時計メーカーの中には100年単位の歴史を持つ企業が少なくありません。つまり、カシオは時計においては「新参者」なのです。言われてみれば、何故電卓を作っていたカシオが時計を?と疑問に思います。

実はここにも「創造 貢献」の精神があります。カシオがデジタルカメラを銀塩カメラの延長線の商品として位置付けずに、「画像コミュニケーションツール」として位置付けて、今までにない斬新な商品を生み出してきたことは、FH20や、FC100、Z400の一連のセミナーでご紹介をしてきました。これと同じようにPROTREKも既存の時計の延長線の商品として、デジタル時計を位置付けていないのです。

カシオにおける時計は、身につける「リスト情報機器」なのです!

ある方が言われるには、「普通の時計は時を刻む」が「カシオの時計は時を計算する」のだそうです。だから、カシオがはじめて生み出した時計「カシオトロン」には、世界で初めての「フルオートカレンダー(カレンダー計算機能)」が搭載されていたのです。

(なるほど。カシオの時計が一味違う理由が分かります)

「PROTREKとは何か?」

身につける「リスト情報機器」であるカシオの時計。そのPROTREKが目指すのは、「山登りのプロが使えるリスト情報機器=パートナー」となることです。しかし、8000メートル級の山に登る、山登りのプロがPROTREKを使う環境は極めて厳しいものです。この中で、カシオとして「創造 貢献」をどう実現してきたのか、そして今回のセミナーの主役である「PROTREK(プロトレック)MANASLU PRX-2000T」はどうやって生まれてきたのかという「驚きの物語」につきましては、下記リンク先にあるセミナーに参加されたモノフェローズの方々のblogをご覧ください!

(中を見ると高度実装技術、センサー技術の塊
であることが分かります)

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カシオ:EXILIM ZOOM EX-Z400セミナー

2009年3月7日にカシオ計算機株式会社本社にて、モノフェローズの方々向けのEXILIM ZOOM EX-Z400セミナーを開催いたしました。当日はお休みにも関わらず多数のモノフェローズの方々に参加頂きました。大変に感謝しております。

今回のセミナーでは、元々カメラメーカーではないカシオ計算機株式会社がQV-10という個人向けデジタルカメラの元祖を生み出すにいたった原点と、その原点から変わらない姿勢で開発した、動画合成ができる「ダイナミックフォト」搭載のEX-Z400が目指している世界を、商品企画を担当された今村さんに開発秘話の中でご紹介頂いた上で、「ダイナミックフォト」を体験できるモデルさん撮影会を開催しました。

(EX-Z400の企画を担当された今村さん)

EX-Z400は、カメラとしての基本性能の高さは勿論のこと、大きな特徴として「ダイナミックフォト」という、「誰もが簡単に動画を合成することが出来る」機能が搭載されています。この「ダイナミックフォト」、ぱっと見ると単なる一付加機能に見えますが、実はカシオ計算機株式会社のデジタルカメラに対する想いがこもっている機能なのです。

その想いとは何か・・・?ずばり申し上げてしまうと、「創造 貢献」を企業理念として全社員に徹底しているカシオ計算機株式会社らしく、デジタルカメラは「銀塩カメラの延長線にあるものではない」という想いです!

(実は画像コミュニケーションツールとして生まれたQV-10)

デジタルカメラの元祖ともいえるQV-10が「画像コミュニケーションツール」として生み出されたものだったのも、その想いからです。だから、カシオ計算機株式会社は当時のデジタルカメラには搭載されていなかった液晶モニターを、撮ったその場で写真を見せてコミュニケーションが出来るように搭載しました。しかも、テレビやパソコンへの出力端子までも搭載したのです。そして、この想いは今回のEX-Z400においても例外ではありません。

(コミュニケーションするための素材を
「創る楽しみ」を提案するために生まれたEX^Z400)

今のデジタルカメラの多くは銀塩カメラの延長線上にありますから、素材は撮った写真、つまり目の前にある現実に限定されています。しかし、本当に撮りたいものは「現実」の中にだけにあるものとは限りませんよね?そこで、カシオ計算機株式会社は、「カメラだけで現実にはない画像を創ることができたらどれだけ素敵なことだろう」と考えたそうです。そこで、カメラの中だけで動画合成ができる「ダイナミックフォト」を搭載して、現実にはない画像を「創る楽しみ」を提案することを思いついたのです。

更に、コミュニケーションの手段として「創作した画像」を、多数の方と簡単に共有していただけるようにと、「Dynamic Studio」という独自のサービスを開始して、EX-Z400で創った「ダイナミックフォト」を、携帯電話やブログなどさまざまな用途に応じた動画フォーマットに変換したり、友人や家族に簡単にその動画を送信できるようにしたのです。これは、まさに「QV-10」と同じ発想なのです。

なるほど。デジタルカメラを銀塩カメラの延長線上で考えていたらこうした考えは出ませんが、そもそも画像コミュニケーションツールとして考えて作っていたのであれば、こうした機能やサービスが生まれてくるのも納得がいきます。

しかしながら、こうした機能の実現は、思いついたら直ぐ出来るものではありません。「ダイナミックフォト」にしても約3年もの研究開発の賜物なのです。では、どうやってこの機能を実現したのか?そのとき何に苦労をして、どうやって乗り越えたのか。という点や、実際にモデルさんを使って撮影をしてみると・・という点については、こちらのセミナーにご参加いただいたモノフェローズの皆様のレビュー(この記事の下にトラックバックされます)に譲りたいと思います。

(二人のモデルさん、KIRRICOさん、松本瑞生さん
に登場していただいての撮影会)

カシオ計算機株式会社がEX-Z400の「ダイナミックフォト」で目指す、撮る、見るだけから、創る楽しみを持ったデジタルカメラの新しい世界について興味がある方は、是非こちらのページをチェックしてください!

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