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SONY:VAIO Xシリーズ 先行体験会イベントレポート

2009年10月8日、銀座ソニービル8Fオーパスにて、圧倒的な薄さと高い実用性を兼ね備えたVAIO Xシリーズの発表体験会を開催いたしました。当日は、台風の影響が残る平日の遅くという悪条件にも関わらず多数のモノフェローズの方々にご参加いただきました。ありがとうございます。

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(台風の影響が残る中、沢山の方にお越しいただきました)

当日はVAIO Xシリーズ開発責任者(プロジェクトマネージャー)である林さん、企画担当である星さん、デザイン担当である森澤さんにお越しいただき、林さんを中心にお三方で未だどこでも語られてないVAIO X誕生までの波乱に富んだ物語について熱く語っていただきました。

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(左からデザイナーの森澤さん、企画担当の星さん、
開発責任者の林さん)

「新しいアイデアは上司に内緒で作れ」

VAIO Xシリーズは、戦略的に生まれたというよりはVAIOノートを代表する林さんを含む3人のエンジニアの想いから生まれたPCです。

3人のエンジニアが「本当に持ち歩けて実用性の高いPCとは?」という議論をして、「今のVAIOノートはまだまだ進化できる!」という結論になりました。この議論を経て、林さんは「自分が紙のノートのような実用性が高く薄くて軽い紙のノートのようなPCを作る!」という決意をして、内緒で有志を集めて簡単な設計検討をして紙のノートのようにスリムなフルフラットで厚さ13.9mmのモックアップ(商品の形やサイズが分かる動かないサンプル)を作ってしまったのです。

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(一番奥の青い四角が目標となった紙のノート、
その次の4台が開発途中のモック、手前2台が完成品)

通常の企業の開発プロセスでは、これはなかなか考えにくい始まり方ですが、そこはソニーです。少数のエンジニアが作ったモックアップはあまりにも魅力的だった上に企画の星さんの力を得たことで、多くの関係者の賛同を得ていきます。そして、最後は事業部長に直談判をして商品化権を獲得します。

「プロは乾いたタオルからでも水を絞る」

順調に見えたVAIO Xシリーズの開発ですが、実際に開発を開始してみると大変な苦難を迎えることとなります。そもそも作ったモックアップはソニーではどうしようもない規格値が決まっていたりする本当のボトルネックの部分だけだったからです。

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また、克服しなければならない敵は厚さだけではありませんでした。ここまで薄く、軽くなるとユーザーの使い方が今までのPCとは大きく異なったものになってしまうため、今までの品質試験では駄目で、新たな試験項目や試験のための設備を作らなければなりませんでした。

「Sony United」

こうした課題はソニーの設計の力だけでは解決できません。工場のメンバー、品質保証のメンバー、関係会社の方々のご尽力。これらが結集して、VAIO Xシリーズは課題を次々と克服していきます。そして、13.9mmの厚さと実用性、堅牢性を手に入れたVAIO Xシリーズは最終デザイン確認へとコマを進めます。

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(安曇野メンバーの力も加わり夢は実現へと大きく前進)

ところが、ここでまた大きな波乱が・・・。

もっと詳しく当日のイベントの様子が知りたい!という方は、こちらのTBセンターにご参加いただいた方々のレビューを 順次トラックバックしていただくことになっておりますので、是非下記URLをご確認ください!

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カシオ:EXILIM ZOOM EX-Z450イベント

2009年10月3日にカシオ計算機株式会社本社にて、モノフェローズの方々向けのEXILIM ZOOM EX-Z450イベントを開催いたしました。当日はお休みにも関わらず多数のモノフェローズの方々にご参加頂きました。大変に感謝しております。

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(EX-Z450の企画を担当された今村さん)

カシオは経営理念「創造 貢献」を掲げるだけでなく、実践をしている会社です。その「創造」力は素晴らしく、現在のデジタルカメラの原型であるQV-10や薄型デジタルカメラの先駆けであるEXILIMを、最近ではEX-FC100のようなハイスピードカメラを生み出して(創造して)います。そのため、カシオ=新機能と思われる方が多いのも事実でしょう。

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(カシオと言えば「創造 貢献」を抜きには語れません)

しかしながら、カシオでは「創造はしっかりとした基本機能があればこそ」と考えていて、カメラとしての基本性能である画質には相当なこだわりをもって開発しているのです。

そして、ここで特筆すべきはカシオが目指している「高画質」の定義が、ユーザー目線であることです。技術者はどうしてもノイズや解像度といった「数値化」しやすい情報を過度に重視してしまう傾向があります。勿論、これはこれで重要です。

しかし、この2つだけを追求してもユーザーは喜ばないことが分かりました。そのため、カシオは技術者として独りよがりになることがないように、「ユーザーが撮りたい写真」「被写体が撮られたい写真」を目指して画質を向上させているそうです。

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(高画質はもちろん、好画質をカシオは目指す)

この成果は確実に出ています。具体的には、前回、イベント及びお貸出しを実施した前モデル「EXILIM EX-Z400」を試された多数の方が、その画質のよさ、特に室内での撮影力の高さを評価されていました。そして、この結果には技術的な裏付けがあります。実は、現在のカシオのデジタルカメラが搭載するEXILIMエンジン4.0からは画質を大きく向上できるカシオならではの「仕掛け」が組み込まれているのです。

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(高い評価を得たカシオの画質)

今回のイベントでは、何故カシオは高画質を実現できたのか?EXILIMエンジン4.0は何が他社の画像処理と異なるのか?といった技術的な説明や地道な努力の積み重ねでしか向上できない「画作り」への取り組みを中心に、日頃は語られることのない同社のカメラに対する真摯な取り組みを、商品企画ご担当者にお話しいただきました。また、「EXILIM ZOOM EX-Z450」の特長のひとつである「さがしてフォーカス」についても、その開発秘話を含めてご紹介いただいています。

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(EX-Z450なら逆光でも何もせずに
シャッターを押すだけで綺麗に撮れます!)

カシオが高画質を実現できた理由。その謎に興味がある方、EXILIM ZOOM EX-Z450の新機能「さがしてフォーカス」を詳しく知りたい方、カシオやカシオのカメラがお好きな方は、是非こちらのページをチェックしてください!

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ニコン:COOLPIX S70イベント

2009年9月13日に株式会社ニコンイメージングジャパン主催にて、クリアカラーパネルを採用した3.5型有機ELモニター、及び直感的に楽しめる新タッチコントロールを搭載した同社の新コンパクトデジタルカメラCOOLPIX S70に関するモノフェローズ専用イベントを開催いたしました。当日は休日にも関わらず多数のモノフェローズの方々にご参加頂きました。大変に感謝しております。

今回のイベントはプロダクトマネージャーの脇若さん、設計の川村さん、デザインの橋本さんという豪華なメンバーにご登壇いただきました。

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(ご登場頂いたS70開発陣。左から脇若さん、川村さん、橋本さん)

ニコンのCOOLPIX

D90、D5000のイベントの中で、ニコンという会社が「絶対に失敗が許されない商品」を取り扱ってきていること、そうした厳しい事業の中で、ニコンが成長できた理由は、同社の企業理念、「信頼と創造」にあることはご紹介してきました。

50年間不変のFマウント、「鬼」と称される品質管理部門の存在が、まさにこの企業理念の「信頼」を体現しているといえるでしょう。この「信頼」を守りつつ、新たな挑戦、「創造」という役割をニコンにおいて担っているのがCOOLPIXなのです。

そのため、ご存知の方も多いと思いますが、世界初の「顔認識AF」機能搭載、無線LAN通信機能内蔵、画像保存・共有サイトの開始、GPS内蔵モデルの発売など、COOLPIXには沢山の世界初があります。

S70誕生の裏に

世界初が多数あるCOOLPIXはその初代モデル、1997年1月に発売されたCOOLPIX 100から創造性に富むモデルでした。COOLPIX 100では、今では珍しくない縦位置での撮影がデフォルトとなっていたのです!また、PCと連動した使い方を予め想定してカメラ本体がPCカードになっていました。

更に、1997年6月に発売されたCOOLPIX 300は「撮る、書く、録る、見る」というコンセプトで作られ、当時としてはかなり珍しいペンによるタッチパネル方式を搭載したモデルです。しかし、当時は未だ撮像素子33万画素と「本格的カメラ」と名乗る画質を出せる状況ではありませんでした。

そして、タッチパネル搭載COOLPIX初号機であったCOOLPIX 300から10年以上を経た今もCOOLPIXの「創造」への挑戦は続いています。撮像素子は1000万を超える時代となった今、そこにニコンが持つ高いカメラ技術と、COOLPIX 300の魂を込めて本格的なカメラとして再びタッチパネルモデルとして「ひとに近づく」を目標として生まれたのが、前モデルのS60でした。

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(今から12年も前にタッチパネルを搭載していた)

S70誕生

S70 はそのS60の正当なる後継機として、「理想のタッチカメラ」を目指して、(1)楽しく、スマートに、(2)誰にでも嬉しい新技術、(3)高いデザイン性を向上することで、更なる進化を遂げ誕生しました。S60から続く「ひとに近づく」をテーマに生み出された、「理想のタッチカメラ」S70は、大型有機 ELタッチパネル搭載に加えて、高いカメラの基本性能、高品位なデザインなど、持つ喜びを感じることが出来る一台となっています。

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(S60比でも圧倒的な輝度と色再現性を誇るS70)

百花繚乱の様相を呈するコンパクトデジタル市場において、異彩を放つS70が如何にして生まれたのか、その裏でどのような開発陣の取り組みがあったのか?何故、コストの高い大型有機ELを搭載したのか?ウェブサーフェスデザインからなぜ今回のデザインへと変化したのか?

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(新デザイン誕生までには多数のモックが作られ検討された)

こうした疑問に答えるイベントの様子は、イベントに参加されたモノフェローズの方にこちらのTBセンターへイベントのレビューを順次トラックバックしていただくことになっておりますので、「大型有機EL搭載によるカメラの見る楽しさの変化や、静電式タッチパネル採用による軽快な操作感」について興味のある方は、是非こちらのページをチェックしてください!

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