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ニコン:COOLPIX S70イベント

2009年9月13日に株式会社ニコンイメージングジャパン主催にて、クリアカラーパネルを採用した3.5型有機ELモニター、及び直感的に楽しめる新タッチコントロールを搭載した同社の新コンパクトデジタルカメラCOOLPIX S70に関するモノフェローズ専用イベントを開催いたしました。当日は休日にも関わらず多数のモノフェローズの方々にご参加頂きました。大変に感謝しております。

今回のイベントはプロダクトマネージャーの脇若さん、設計の川村さん、デザインの橋本さんという豪華なメンバーにご登壇いただきました。

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(ご登場頂いたS70開発陣。左から脇若さん、川村さん、橋本さん)

ニコンのCOOLPIX

D90、D5000のイベントの中で、ニコンという会社が「絶対に失敗が許されない商品」を取り扱ってきていること、そうした厳しい事業の中で、ニコンが成長できた理由は、同社の企業理念、「信頼と創造」にあることはご紹介してきました。

50年間不変のFマウント、「鬼」と称される品質管理部門の存在が、まさにこの企業理念の「信頼」を体現しているといえるでしょう。この「信頼」を守りつつ、新たな挑戦、「創造」という役割をニコンにおいて担っているのがCOOLPIXなのです。

そのため、ご存知の方も多いと思いますが、世界初の「顔認識AF」機能搭載、無線LAN通信機能内蔵、画像保存・共有サイトの開始、GPS内蔵モデルの発売など、COOLPIXには沢山の世界初があります。

S70誕生の裏に

世界初が多数あるCOOLPIXはその初代モデル、1997年1月に発売されたCOOLPIX 100から創造性に富むモデルでした。COOLPIX 100では、今では珍しくない縦位置での撮影がデフォルトとなっていたのです!また、PCと連動した使い方を予め想定してカメラ本体がPCカードになっていました。

更に、1997年6月に発売されたCOOLPIX 300は「撮る、書く、録る、見る」というコンセプトで作られ、当時としてはかなり珍しいペンによるタッチパネル方式を搭載したモデルです。しかし、当時は未だ撮像素子33万画素と「本格的カメラ」と名乗る画質を出せる状況ではありませんでした。

そして、タッチパネル搭載COOLPIX初号機であったCOOLPIX 300から10年以上を経た今もCOOLPIXの「創造」への挑戦は続いています。撮像素子は1000万を超える時代となった今、そこにニコンが持つ高いカメラ技術と、COOLPIX 300の魂を込めて本格的なカメラとして再びタッチパネルモデルとして「ひとに近づく」を目標として生まれたのが、前モデルのS60でした。

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(今から12年も前にタッチパネルを搭載していた)

S70誕生

S70 はそのS60の正当なる後継機として、「理想のタッチカメラ」を目指して、(1)楽しく、スマートに、(2)誰にでも嬉しい新技術、(3)高いデザイン性を向上することで、更なる進化を遂げ誕生しました。S60から続く「ひとに近づく」をテーマに生み出された、「理想のタッチカメラ」S70は、大型有機 ELタッチパネル搭載に加えて、高いカメラの基本性能、高品位なデザインなど、持つ喜びを感じることが出来る一台となっています。

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(S60比でも圧倒的な輝度と色再現性を誇るS70)

百花繚乱の様相を呈するコンパクトデジタル市場において、異彩を放つS70が如何にして生まれたのか、その裏でどのような開発陣の取り組みがあったのか?何故、コストの高い大型有機ELを搭載したのか?ウェブサーフェスデザインからなぜ今回のデザインへと変化したのか?

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(新デザイン誕生までには多数のモックが作られ検討された)

こうした疑問に答えるイベントの様子は、イベントに参加されたモノフェローズの方にこちらのTBセンターへイベントのレビューを順次トラックバックしていただくことになっておりますので、「大型有機EL搭載によるカメラの見る楽しさの変化や、静電式タッチパネル採用による軽快な操作感」について興味のある方は、是非こちらのページをチェックしてください!

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ニコン:D5000セミナー

2009年4月26日に株式会社ニコンイメージングジャパン主催にて、同社のデジタル一眼では初の可動式「バリアングル液晶」を搭載した、ニコンデジタル一眼レフカメラD5000に関するモノフェローズ専用セミナーを開催いたしました。当日は休日にも関わらず多数のモノフェローズの方々に参加頂きました。大変に感謝しております。

今回のセミナーはD5000プロジェクトマネージャーの田澤さんに加えて、D5000プロダクトサブマネージャー(メカニック担当)の渡部さん、同じくD5000プロダクトサブマネージャー(電気回路設計担当)の大貫さんという3名の開発者の方に登場頂きました。

(登場頂いたD5000開発陣。左から渡部さん、田澤さん、大貫さん)

3名という人数も凄いですが、それぞれのご担当が、商品全体の開発思想を生み出したプロジェクトマネージャー、D5000の最大の特徴である可動式「バリアングル液晶」を生み出したメカニック担当、簡単操作を実現したシーンモードを生み出した電気回路担当という、D5000の魅力を語っていただくにはこれ以上はない最適なバランスとなっています。このメンバー構成を聞いただけでも、デジ物、デジタル一眼レフが好きな方には堪らないのではないでしょうか?

ニコンという会社

ニコンの技術、魂の結晶の一つである最新モデルD5000を語る上では、ニコンという会社の考え方を避けては通れません。この点については、開発陣を代表して田澤さんからご紹介をいただきました。

ご存知の方も多いかと思いますがニコンはデジタルカメラだけのメーカーではありません。写真に加えて、半導体製造装置、半導体検査装置の製造も行っています。そして、これら全ての商品に共通して言えるのは、「絶対に失敗が許されない商品」であるということです。

写真は撮りたい一瞬を逃したら、もうその瞬間を取り返すことは出来ません。半導体製造装置も、検査装置も少しのミスが億単位の損失に繋がる商品であるがゆえ、厳しい品質基準を求められます。ニコンは常にこうした極めて高い品質を求められる分野で成長してきたのです。そして、この厳しい中でニコンが成長できた理由は、同社の企業理念、「信頼と創造」にあります。

そうです。ニコンはこの「信頼」と「創造」に徹底的にこだわり、お客様の「期待を超えて、期待に応える」ことをどこまでも追求する企業なのです。

(50年間不変のFマウントはお客様の信頼を重視する姿勢の証明)

ニコンのカメラ

「信頼と創造」を企業理念とするニコンのカメラ作りはある意味で特殊です。「プロカメラマンが極限状態で撮影をしても問題が起きないか?」「撮りたい一瞬を逃さずに撮れるのか?」ということに、こだわりぬいてます。

この要となっているのが「鬼」と言われる品質管理部門です。田澤さんが若手のころに開発したデジタルカメラを品質管理部門に検査してもらいに持っていったところ、受け取った検査部門の方は、その商品を「意図的に机の上に落とし」ました。そして、「これで撮れなくなっているならお客様には出せない。開発のやり直しだ」と言われたそうです。驚くべき徹底ぶりです。そして、当然、D5000もこの厳しい検査にもまれて来ています。

こうした厳しい企業姿勢が全デジタルカメラメーカーが対象となった日経ビジネス「アフターサービス満足度ランキング」で、4年連続第1位、調査開始から9年間で通算6度の受賞となって現れているのでしょう。

D5000誕生の裏に

D5000は「もっともっと」を求められて生まれてきた商品です。その結果、性能の出し惜しみをまったくと言っていいほどしていません。例えば、画像センサー。通常エントリーモデル向けの性能のセンサーを搭載しますが、D5000は上位機種のD90のセンサーをそのまま利用するという驚きの決断をしています。

更に、ニコンらしさの追求のために下開きのバリアングル液晶モニターを搭載しました。メカの可動部分を増やすことは、不具合や将来の故障の可能性を増やすことになります。そのため、メーカーの開発者としては避けたいと思っても不思議ではありません。特にニコンの場合は「鬼の品質管理」が控えていますから、余計に開発者にとっては厳しい条件を抱えることになります。

(モデルのお二人。田崎愛美さんと山下実紗さん)

それでも、D5000の開発メンバーは、ニコンらしさ、「信頼」を守りつつ「創造」を実現するためにこの難しい課題に挑戦することを決めたのです・・・。どうやって、D5000開発メンバーはこの課題をクリアしたのか?何故バリアングル液晶は下開きになったのか?エントリー層でも使いやすいようにどのような工夫をしたのか・・・?

セミナーの真髄は、セミナーに参加されたモノフェローズの方がセミナーのレビューをこちらのTBセンターに順次トラックバックしていただくことになっておりますので、「撮る自由と楽しさが広がる、ニコンデジタル一眼レフカメラD5000」の世界について興味がある方は、是非こちらのページをチェックしてください!

(当日の撮影会場。最高のロケーションでした)

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ニコン:D90セミナー

08年12月7日に株式会社ニコンイメージングジャパン本社にて世界初の動画撮影機能「Dムービー」搭載した、ニコンデジタル一眼レフカメラD90に関するモノフェローズ専用セミナーを開催いたしました。当日はお休みにも関わらず多数のモノフェローズの方々に参加頂きました。大変に感謝しております。

今回のセミナーでは「一眼レフで撮る動画の世界を堪能するまたとない機会です!一眼レフのトップメーカー、ニコンが切り開くこの新しい世界を体験してみませんか?」という趣旨で、D90の開発からマーケティングにいたるまで総指揮を執られた中村良夫D90プロダクトマネージャーにお越し頂き、開発の経緯や、商品の特徴についてご紹介頂きました。

中村プロダクトマネージャーはD90を担当される前にはD80、D300、D700を担当されていたそうで、ニコンの一眼レフの中枢にいる方ですから、物好きのモノフェローズの皆様にご説明いただくには最適の方です!

セミナーでは、まずはニコンという会社についてご紹介がありました。ご存知の方も多いと思いますが、ニコンの企業理念は「信頼と創造」なのだそうです。この企業理念はお題目として掲げているだけのものではなく「信頼」は、「鬼」の品質管理と顧客ニーズの徹底重視によって、「創造」は先端技術への挑戦と最新提案を牽引するという開発姿勢によって守られています。

例えば、レンズを装着したままのカメラをレンズ面から落としても壊れないのか、コンクリートの壁に側面からぶつけたらどうか?超望遠レンズ付きのカメラを高い三脚に取り付けた状態で、レンズ面から倒しても大丈夫なのか?などの開発者としては悲鳴を上げたくなるほどの厳しい品質管理が行われています。まさに、「鬼の品質管理部門」がお客様の視点で徹底した確認をしているのです。

また、デジタル製品では、モデルチェンジがあるたびに以前のモデルの備品が使えなくなることが多々ありますが、ニコンはお客様の資産に対する敬意を強く持っていて、何と50年前のレンズですら、今回のD90に装着して使うことが出来るようにしています!一部のモデルで制限はあるそうですが、これは驚異的です。更に、操作系も統一されていて、モデルや開発者が変わり続けても、主要ボタンの配置をかたくなに守り続けています。

モノ作りをしたい人は、そもそも新しい挑戦をしたい気持ちが強いので、今まで発売された商品の制約を取り除いて素の状態から作り直したいという衝動に駆られがちです。これはこれで、今までにないものを作り上げる可能性が高まりますから一概に否定すべきものではありません。しかし、一本数万円から数十万円もするようなレンズで頻繁な仕様変更をされては適いませんし、機種毎に異なる操作性のために、重要な一瞬を撮り逃してしまうなんて笑えません。

ニコンはこうした顧客の視点から、「変えるべき事、変えてはいけない事」をしっかりと考えて、顧客の資産(レンズやノウハウ)を守り続けているのです。さすが、カメラや半導体製造装置など、「失敗が許されない」領域で事業をしている会社は違います。私は当日セミナーを聞きながらニコンをずっと使い続けている方が多数いる理由が「体感」できたように思えました。

こうした話をしますと、「では、ニコンがガチガチの保守的な企業なのか」と思われる方もいらっしゃると思いますが、決してそうではありません。1969年に自動調光、1971年に自動焦点、1994年には手振れ補正、2005年には顔認識AF、とメラの重要な最先端機能をニコンは出し続けています。ここが企業理念の「創造」の部分です。そして今回の世界初一眼レフ動画D90もこの流れにより生まれた、ニコンならではの新しい提案なのです。

言い換えますと、D90は、「信頼」を守るために、「最高の静止画が撮れる」ことを、「創造」を続けるために「一眼レフだからこその動画を撮れる」ことの2つを満たしたカメラです。

中村プロジェクトマネージャーによりますと、この実現のため、D90では上位機種であるD300とほぼ同じセンサーを利用していて、静止画で言えばD300クラスの静止画が撮れるようにしたそうです。そして、動画では、ソフト面を一新することで、一眼レフの感度や解像度の高さを利用した、ビデオカメラではなかなか撮れない、環境下でも最高の動画が撮れるようにしています。

当日は、これが本当かどうかは、論より証拠ということで、お越しいただいたモノフェローズ方全員にD90とレンズ2本をお貸出しして銀座のバーに場所を移しての撮影会をそのまま開催をしました。モデルは2007年 ミス青山学院にノミネートされた都甲理恵さんです。

(撮影:モノフェローズしょういち様)

その際に撮影された写真は下記のTB先にあるセミナー参加者の方々が当日に撮られた動画や静止画で見ていだけます。これが、一般の方がその日渡されたカメラで直ぐに撮った動画や写真なのですから驚きです。

この動画を撮られたご本人たちも相当に驚かれたようで、「これが一眼レフだからこその動画なのか!」という声があちこちから聞かれました。なんといえば良いのでしょうか、8ミリカメラで良いレンズをつけて照明をしっかりとセットしてとった動画のような、なんとも味のある、深みがあるまるでCMや映画の一シーンのような良い絵になっています。

こちらはニコンの方がD90で撮影された動画サンプルです!

(当日セミナーの様子)

(別途撮影した海の動画)

(別途撮影した海にエフェクトをかけたもの)

残念ながら当社スタッフはD90をお借りすることは立場上できませんので、試すことは出来ませんが、モノフェローズの皆様におかれましてはこの後、約1ヶ月間、D90と2本のレンズを駆使して、「ニコンが一眼レフで誘う新しい動画の世界」を堪能していただければ幸いです。

当日はお休みの中、多数のモノフェローズの方々にご参加頂き、心から感謝しております。モノフェローズの皆様方におかれましては、お書き頂いたレビューのTBはこちらにお願いいたします。

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