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SONY:VAIO type P・ポケットスタイルPC体験会レポート!

本日、2009年1月10日、銀座ソニービル8Fオーパスにて、ソニーが新しく提案するポケットスタイルPC 新型VAIO type P体験会を開催いたしました!当日は、お休みの中、多数のブロガー様、及びモノフェローズの方々にご参加いただきました。ありがとうございました。

当日のセミナーの様子につきましては、ここで簡単に説明をさせていただきます。詳細については、こちらのTBセンターにご参加いただいた方々のレビューを 順次トラックバックしていただくことになっておりますので、ポケットスタイルPCが何故生まれたのか、その開発時の秘話について興味がある方は、是非こち らのページをチェックしてください!

詳しくはこちら!

また、当日ご参加いただきました、ブロガー様、及びモノフェローズの皆様方におかれましては、お書き頂いたレビューのTBはこちらにお願いいたします。

さて、当日ですが、手配可能な機材の台数の関係で、午前と午後の2組(それぞれ12-15名)に分かれての開催になりました。各セミナーとも、参加された方々の興味により重点がおかれた内容はカスタマイズされているものの、大枠としては、

(1)type P開発者による開発秘話
(2)type Pを支えるサービス紹介
(3)外出してtype Pを試用
(4)type P開発者を囲んでの質問と試用した感想の共有

という内容となっており、合計で3時間半~4時間の密度の高いセミナーでした。

(1)では、type P開発プロジェクトマネージャーである鈴木一也プロジェクトマネージャー。通称「すずいち」さんによる、「カタログには載っていない開発秘話」をみっちりとご紹介いただきました。すずいちさんが、type Pで何よりも大切にされたのは、「ポケットスタイルPC」の実現で、そのためにとことん拘りぬいたのが、「携帯性:どこでもいつでも持ち歩ける」「デザイン:外で身に付けていても自慢できる」「外で本当に使える機能性を持つ」の3つした。特に、ハード(本体)を設計する上では、あのサイズ(特に奥行き120mm)の実現を最優先したそうです。

事実、開発陣とデザイナーは、type Pが本当に「ポケットスタイルPC」としての携帯性を兼ね備えるために、通常の倍以上の数のモックアップ(製品のサイズやデザインを確認するための試作品)をつくり、それらを全員で実際に手に持ってみてどのサイズが最適なのかを実体験を通じて感じあい、チームで長時間にわたり議論したそうです。

その結果、「机の上に置いてあるtype Pを自然に持てる」サイズ=120mmが決まり、そこからその中に入るモニターのサイズ(8inch)、バッテリーライフ(通常4.5時間)などが全て決まっていったと言います。通常のPCの作り方では、まず画面サイズ、CPU、バッテリーライフなどがあって、その機能をどれだけ小さく出来るかを考えますので、今回のtype Pの開発ステップがどれだけ特徴的で、非常にサイズに拘ったものであるかが分かります。

(2)では、ペタマップの佐藤さんによる、type Pを実際に外に持ち出したときに、「外で本当に使える機能性を持つ」ことをソニーがどれだけ考えたのかが分かるセッションでした。モバイルPCと携帯電話の最大の違いは、「常時接続性」と「処理能力」の2つです。ご存知のとおり、モバイルPCは圧倒的に後者に優れ、携帯電話は前者に優れています。モバイルPCが「外で本当に使える」ためには、既に優れている処理能力を生かしながら、モバイルPCが抱える弱点、「常時接続性」を「オフラインでも使える」ことと、「簡単にオンラインになれる」ことが必要となります。

ところが、これは商品が使われる環境に大きく左右されるため、ハード(本体)だけでは実現できず、どうしてもサービスの力が必要となります。そこで、type PはPlaceEngineという技術を使い、オフラインになっていて、かつGPSが効かないような環境下でも、周囲の無線LANスポットの情報から、本体がどこにあるのかという位置情報を推論して、オフライン化でも近くにあるお店や、無線LANスポットの場所を簡単に見つけることが出来るようにしています。(3)を通じてのPlaceEngineの使用感などは、セミナーに参加された方々の実体験に譲りますが、私は、本当の意味でオフラインでも使えるモバイルPCがようやく生まれたように感じました。

最後に用意された(4)については、双方すずいちさんとKoozytの末吉さんを迎えたことは同じなのですが、進行としては午前と午後の部で大きく異なるものとなりました。午前は、モデレーターの方を中心に参加者及びプレゼンテーターの方との質疑応答、午後の部は15名を2組に分けての議論でした。午前、午後ともに、(3)にて実機を堪能した参加者の皆様から熱い意見が出され、それに負けないほど熱い想いで商品を開発した方々が回答をするという、双方にとって至福のときとなったように思います。

参加頂いた、多数のブロガー様、及びモノフェローズの方々には心からお礼を申し上げます!

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ロジテック:LHR-DS02セミナー

2008年11月29日にロジテック株式会社東京本社にて発売前商品LHR-DS02、アクティブスピーカーLDS-WM100、サウンドレコーダーLIC-WMREC01モノフェローズ専用セミナーを開催いたしました。当日はお休みにも関わらず多数のモノフェローズの方々に参加頂きました。大変に感謝しております。

今回のセミナーは、AV関連商品の開発責任者である遠藤スーパーバイザーと、ストレージ開発責任者である埋橋様、開発部プロモーション担当の三村様から、ロジテックとして重視してることは何か、商品の開発秘話をご紹介いただいた上で、モノフェローズの方々とロジテックの方との商品企画ブレスト会議を開催いたしました。

まさに商品開発の現場の最前線で活躍をされているお二人の開発陣と、商品をこよなく愛するモノフェローズの方々とのブレストは横で聞いていた私も感動モノでした!ロジテックの方々から見れば、先端ユーザーの声を直接聞ける貴重な機会でした。また、モノフェローズの方々にすれば商品の開発の裏側を知るだけではなく、自ら商品の開発にタッチする絶好の機会でした。

(「子供(商品)」を前に語る埋橋様、三村様)

(開発時の想いを語る遠藤スーパーバイザー)

その中身はストレージ関連の話でした。詳細は・・・、残念ながらここではご紹介できません。これがきっかけとなってロジテックから新製品が発売されたら・・・と今からワクワクしております。

さて、セミナーの内容ですが、ロジテックという会社が何をしてきたかというご紹介がまずありました。下記にあるようにPC周辺機器を中心にニーズの掘り起こしをしながら多数の業界初の商品を出しています。例えば、衝撃耐性を上げた外付けポータブルHDDや、USBワンセグレシーバーなどを生み出しています。

(見えにくくてすみません・・・)

そして、現在は、「PC、AV、ゲームの垣根を越えるメーカー」として、お客様の不便を解消することに注力されているそうです。

その代表格のひとつが、今回ご紹介いたただいた商品、LHR-DS02です。え?「HDDを使うためのケースでしょ?」と思われますよね?そういったらそうなんですけど、思わぬ工夫があって、これがあることで出来ることが凄いんです。

皆さんが持ちのコンテンツ(音楽ファイルやテレビ録画ファイル、写真、録画したビデオ等など)は、以前は家電は家電、PCはPCで保存していましたよね。家電では、PCで実質上使えない・使いにくい記録媒体(VHSやMD、古くはテープ)を使っていて、PCはPCで家電では使えない記録媒体(フロッピーや内臓HDD)を使ってきました。その結果、同じコンテンツなのに、家電用、PC用と分けて持たないと両方で楽しむことが出来ませんでした。

でも、時代は変わってきています。家電でもPCでも大容量のコンテンツを大型のHDDに蓄えるようになりました。でも・・・、なぜか家電用のHDDは内蔵が多くて、PCのそれに比べると驚くほど高価です。また、PCであれば1テラのHDDはもう珍しくないですが、家電だと・・・・モデルすら存在しないケースが多々あります。

これって変ですよね?不便ですよね?

そこでPC、AV、ゲームの垣根を越えるメーカー」ロジテックの出番なわけです。今回のモデルを生み出すにあたり、埋橋様がHDDを実際に使っているご家庭に伺って、何を不便に感じているのかをインタビューをして、この問題に気付かれたそうです。

その結果、今回のモデルはPCでのHDD増設を簡単にするだけでなく、その不便さを解決してくれます。しかも、面倒で難しかったHDDの入れ替えも簡単に出来ます!そして、PCでもテレビでもつなげてコンテンツを保存、再生できるんです!

え?「そんなのPCで私はやっている?」という方、お待ちください。ドライバーを持って端子を間違えずにつなげるなんてのは、普通は出来ません!出来る方でも面倒ですよね?私もホコリだらけのPCの中で、HDDの増設なんて面倒で嫌です。
「HDDって落としたら壊れるよね?大丈夫かな?」とも思われますよね?そこも大丈夫です。蓋を開けてスイッチひとつでHDDが取り出せますが、そのときに勢いあまって下にHDDを落とすなんてことがないように出来ています。この下の写真の黒い部分がそのための工夫です。これなら、何段かHDDを積み上げても安心ですよね。

このあたりって、「メカ」のつくりの上手さ」なんですよね。海外の製品だとスイッチが硬かったり、凄い音がしたり、飛び出たと思ったら勢いがありすぎて落としたり・・・ってことが良くありますが、そこは流石日本のロジテック。下記のように試作を繰り返していき、PCの組み立てなんて出来ない!という普通の方でも、スムーズに使えるものに仕上げたそうです。

(エンジニアの創意工夫で繰り返された試作)

また、AV機器コンテンツを取り込むHDDとして大切な思い出を守るためにファンをつけてHDD寿命を長期化させています。また、ファンをつけると騒音が気になりますが、AV機器のそばに置くHDDとして、ファンも静穏モデルを選び、電源連動機能をケース自体に入れることで使わないときはファンの音を出さないようにしています。この辺りに、「PC、AV、ゲームの垣根を越えるメーカー」としての姿勢が見えてきます。


(発売されなかった幻の白モデルが・・・。
出したい色が出なくて悩んだそうです)

なお、当日は、アクティブスピーカーLDS-WM100、サウンドレコーダーLIC-WMREC01についても開発責任者である遠藤スーパーバイザーから熱い思いのこもったプレゼンがありました。特にアクティブスピーカーでは、商品として「持ち運べるものにしたい!」と考えて、サイズに拘りつつも、音質面での妥協もしたくないということで、始めは2個しかついていなかったスピーカーを最後は12個付けてしまったという開発秘話をご紹介いただきました。さすがPC周辺機器からAV機器との融合を考えているだけあって、音質にも相当の拘りがあることが分かりました。

(2個スピーカーを作っていただき12個との差を体感・・・。
その奥に見えるのは・・・?)

この後は、モノフェローズの皆様による商品撮影会があり、冒頭でご紹介したディスカッションが行われたのですが、そちらは本TBセンターでは残念ながらご紹介できません。新商品の発売をご期待ください!

参加いただきましたモノフェローズの皆様、ありがとうございました!

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ナナオ:FORIS.HDセミナー

2008年11月28日に株式会社ナナオEIZOガレリア銀座にてFORIS.HDモノフェローズ専用セミナーを開催いたしました。当日は週末(金曜日)の夜というお忙しい日程の中、多数のモノフェローズの方々に参加頂きました。大変に感謝しております。

今回のセミナーは、株式会社ナナオがテレビを作り始めるきっかけとなったプロジェクトTVのメンバーの中からお二人、FORIS.HDを含めた株式会社ナナオが発売されている全てのテレビに開発に関わっている新田開発マネージャーとテレビの商品企画を経験された後、現在はEIZOダイレクトの販売企画を担当されている北係長、にスピーカーとして参加頂きました。そしてお二人から、何故ナナオがテレビを作るようになったのかと言う経緯や、FORIS.HDの開発意図や、開発時の苦労などについてご紹介頂きました。

(新田開発マネージャーと北係長)

ナナオというと、PCモニターの名門として有名です。特にCRTモニターのころは、製品内に磁石を使っている関係で販売する地域ごとに調整をして、その地域地域で最適な画質が出るようにしていました。こうした「使う人の視点」で考えた超が付くほどまじめなモノ作りが、PCモニターを使ってクリエティブな仕事をする方々から高く評価されてきました。

(人の命を左右するモニター品質。
ナナオモニターはそんな過酷な現場で使われています)

そんなナナオですが、実はインベーダーゲームのモニターOEMで一世を風靡した会社なのだそうです。これは驚きでした。しかし、その当時から、同社のモノ作りの姿勢は一貫していて、ゲームを楽しむ方が画面を凝視してもあまり疲れないですむようにと考えて、石川の工場で一台一台手作業で丁寧に調整をしていたのです。ここでもそうした「使う人の視点」で考えた真摯なモノ作りの姿勢が高く評価されたのか、その売れ行きはものすごいものがあり、当時は全社員をハワイ旅行に招待したほどだったそうです。

そして、この「使う人の視点」で考えた真摯なモノ作りの姿勢は、今回の商品、FORIS.HDにも引き継がれています。

FORIS.HDは、卓上で使えるフルハイビジョンテレビ、
兼PCモニターという特徴のある商品です。

今回のセミナーを伺っていて、この「卓上」というところがこのFORIS.HDのポイントであることが分かりました。テレビを作っているメーカーは多数ありますが、彼らは基本的には居間で使う大画面を基本としていますので、卓上での使い勝手についてはあまり詳しくありません。一方で、ナナオはモニターの名門ですから、モニターとして使われる際に何が大切かを一番良く知っています。FORIS.HDはそこに徹底的に拘っています。

居間であれば、テレビ台などで調整が出来ます。一方で、卓上では、そもそも机の高さがありますし、使う際にも椅子に座ってい使いますから、一定以上の高さがあってはいけません。そのため、ナナオは画面センターが一般の方の目線よりも適度な高さに来るために、

(1)画面サイズをあえて24・27インチに抑えている
(2)スピーカーの位置や配置に特別な工夫をしている
(3)角度を自由に調整できるようにしている

などの工夫をしています。

(1)は、同じメーカー出身者として大変に感銘を受けました。ご存知のように液晶テレビは大型化を加速度的に進めています。それは大きいサイズのニーズがあるとともに、大きいほうが高く売りやすいという側面があることは否定できないと思います。そうした中で、売りにくいというマイナス面があることを知りつつも、ナナオは卓上で画面センターが適度な位置に収まるサイズこそが、卓上テレビという商品を使う方にとって最適であると判断して、あえて小さいサイズを選んだのです。ここには、作り手・売り手の都合よりも「使い人」の都合を優先しているナナオの企業姿勢が見えてきます。

(2)は、デモをしていただきましたがその効果に驚きました。そもそもスピーカーの性能はスピーカーの径(大きさ)に大きく影響されます。音質を上げるためには、大型のスピーカーが必須なのですが、薄型・卓上テレビではその配置に苦労します。横におけば卓上では大きすぎます。下に置けば画面センターがあがってしまいます。

そこで、ナナオはスピーカーを下に置きつつ、斜めに配置するという選択をしました。更に、音響効果を上げるために、薄型テレビとしては珍しくスピーカーの後ろに大きなスペースをとり、そこのエンクロージャーをつけました。また、指向性が強い高音部分の音を劣化させないために、ディフューザーという部品をスピーカー前につけて高音をしっかりと聞こえるように調整しています。音質を犠牲にすることとなく、画面センターの位置(使い勝手)を守り通すナナオのエンジニアの意地が感じられます。

(3)は、コストのかけかたに驚きました。モニターの角度を変更できるのは当然としても、角度の自由度や角度変更後の安定性が至近距離で見るときは重要になります。そこで、ナナオは、アルミダイキャストをこの部分に使ったのです!これは相当に高価な部品です。しかも、それはお客様には普段見えない場所ですし、店頭では全く気付かれもしないでしょう。しかし、ナナオはモニターの名門として、角度の自由度と角度変更後の安定性には多額のコストをかけるという判断をしたのです。この地味だけれども高価な部品からは同社の価値観、「使う人」を重視するという姿勢が滲み出てきていると思います。

(赤枠が高額部品アルミダイキャスト!青円はエンクロージャー。
全て見えない部分ですが手を抜いていません)

これ以外にも、FORIS.HDには、至近距離で見続けても疲れない輝度の設定、入力端子ごとに調整を加えた色温度設定、24インチと27インチで変えている画質調整、高価なHDMI端子を背面ではなく、日本人に多い右利きの人が使いやすいように使い手から見て右側面に配置するなど、ここでは語りきれないほどの「使う人視点」で作られた証が詰まっています。

(使う人の利便性を考えて、高価なHDMI端子をあえて側面に設置)

液晶テレビというと、販売の現場では画面サイズや色再現性、動画対応などの機能面が前面に打ち出されていて、私もそうした価値観で商品を見てきました。しかし、このFORIS.HDのセミナーの開催支援をさせていただく中で、「使う人視点」で考えると、もっともっと異なる価値感で液晶テレビは観るべきなのだと感じるようなり、私自身も大変に勉強になりました。

参加いただきましたモノフェローズの皆様、ありがとうございました!

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